カールトン研究室では、日々、顕微鏡を使って染色体とそれを制御するタンパク質が織りなす美しい世界を覗き込んでいます。

減数分裂は、二倍体の前駆細胞から、精子や卵子などの一倍体生殖細胞を作り出す必須の細胞分裂です。減数分裂におけるエラーは、人間の場合、不妊問題や染色体異常の新生児などの生殖問題に繋がります。私たちは、卵母細胞が非常に豊富なモデル生物、線虫を用いて、減数分裂の前期、どのように母方と父方の相同染色体が出会い、ペアになり、そして減数第一分裂で正常に分離されるのか、という謎にアプローチしています。減数分裂のメカニズムを理解し、私たちの社会が直面する生殖問題の理解に貢献することを目指します。

カールトン研究室は、京都大学 大学院・生命科学研究科に所属しており、随時大学院生を募集しています。研究室には長期・短期の留学生が多く、国内留学ができる研究環境です。実際の研究から論文発表に至る冒険の物語は、研究実績内のインタビュー記事(論文発表よもやま裏話卒業生の声)や、研究科の説明会動画をぜひご覧ください。

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